何年もほったらかしで、破れ放題になっていた網戸の張替えを自分でやろうと試みました。
エアコンばかりに頼らないで、部屋に風を通して少しでも涼しい環境にしたかったこともあり、ようやく動き出しました。
古く部分的に錆びついた網戸は思ったよりも張替えが大変でした。
第一関門
網戸の真ん中に中桟(なかざん)という横棒があり、ねじ止めがしてあるのですが、このネジが固くて回すことが出来ませんでした。
ドライバーのサイズが微妙に小さかったのか、どんどんとネジ穴がつぶれていって外すことが出来なくなりました。
ネジは外せなかったのにアミを破って外してしまうと、中桟(なかざん)は網戸の枠本体から簡単に外れました。
中桟がなくてもアミを張り替えてしまえば良いと勝手に決断して実行。
網戸を張るのに、とても時間がかかりました。
張っても張っても、途中でゆるむ場所が出ます。
一見うまく張れたように見えましたが、サッシにはめてみて失敗だとわかりました。
網戸の真ん中が絞られた状態になって網戸を閉めた時に、真ん中に隙間が出来てしまったのです。
中桟がないと網戸の真ん中が引っ張られてたわみが発生します。
両端の部分より5mmから1㎝程度短くなってしまいます。
●ネジ回し
残りの網戸も網戸の真ん中の中桟(なかざん)が外れなかったので、これではまた網戸がゆがまないで張ることができないので、何とかしてネジを外す必要がありました。
そこで、ネジ穴がつぶれて回せなくなったネジですが、金づちでたたいてネジを回すタイプのドライバーを探しだしました。
つぶれてしまったネジの頭に+溝を再構築することができるドライバーで、ハンマーをつかって叩くことでちょっとですが+溝を作り出せたのです。
ハンマーでたたくことでネジを回転させてネジを締めたり、外したりすることが出来るドライバーを使いちょっとずつネジを回して外すことができました。
網のサイズがギリギリ
買ってきた張替え用の網が、横幅がギリギリのサイズだったので張ることが難しくなり、またしても大失敗でした。
近くのホームセンターで売っている網のサイズは91cmのものしかなくて、ネットで検索して購入するしかありません。
Amazonで探してみましたが、さすがに張替え用の網も色々なサイズのものがそろっていたので、何とか購入出来ました。
何年か前に張り替えた時は、もっと簡単にできたように覚えていましたが、今回は失敗の連続です。
失敗した結果、学ぶことも多し
何回か失敗もしましたおかげで、コツをつかむことができて、かなり速いペースで網戸の張替えをすることができるようになりました。
コツをつかむと、サッシ戸の大きさの網戸も1枚張り替えるのに、30分程度あればできるようになりました。
一度張り替えると、数年は張り替える必要がないので、毎年行うことはなくなります。
折角コツをつかんだのにしばらくしないでいると忘れてしまいそうです。